【バルセロナモーターショー2017】ワールドプレミアもコンセプトカーもないが?

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バルセロナモータショー2017
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バルセロナモーターショーとコネクテッドハブとを合わせた「オートモービルバルセロナ」が5月11日から21日にかけて行われた。バルセロナモーターショーは、日本では見られない地元スペインのセアトや、インドのマヒンドラなども含め、約30社が出展していた。

全会期は11~21日だが、最初の11~12日が自動車向け IoTソリューション展示会の「コネクテッドハブ」で、それより後の13~21日が「モーターショー」となっている。

バルセロナモーターショーにおいて特徴的なのは、「商談スペース」の大きさだ。ブースによっては車両展示スペースとほぼ同じくらいの大きさがある。このためか、ワールドプレミアはおろかコンセプトカーの展示は一切ない。また屋外の展示スペースにはずらっと展示車両と同じ試乗車が整列しており、屋内で展示してある車両に試乗できる形式となっている。まさに様相は「展示即売会」である。

客層は家族連れが非常に多く、家族みんなでクルマを選んでいる様子だ。また端々で子供がマセラティなど高級車の前で目を輝かせる姿が散見される。スペインにおいては「若者のクルマ離れ」は日本より少し遠い未来かも、と思えるモーターショーであった。

《吉田 凌》

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