中央本線小淵沢駅新駅舎が7月3日にオープン…環境に優しい「エコステ」モデル駅に

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ブラウン系の色調にまとめられた南側(駅前広場側)駅舎のイメージ。
  • ブラウン系の色調にまとめられた南側(駅前広場側)駅舎のイメージ。
  • 新駅舎を俯瞰したイメージ。JR東日本の「エコステ」モデル駅として、屋上に太陽光発電を備える。
  • 新駅舎南側(駅前広場側)の平面図。延床面積はおよそ3分の2がJR東日本、3分の1が北杜市が占める。1・2階に駅務スペースを備え、観光案内所が1階に、交流スペースが2階にそれぞれ設置される。
  • 駅舎内部のイメージ。山に囲まれた駅らしく、木を活かした落ち着いた印象にまとめられている。左が改札前、右が交流スペース前のもの。
  • 待合室には太陽熱による温水を流して使う床暖房やパネルヒーターを設置。発電量や電力使用量はエコ表示モニター(エコステモニター)で確認できる。
JR東日本八王子支社は5月18日、中央本線小淵沢駅新駅舎の使用を7月3日から開始すると発表した。

この新駅舎は駅が所在する山梨県北杜(ほくと)市と協働で建設されているもので、建物は鉄骨造りの2階建て。

駅舎のデザインは、「地域の人々や観光客に親しまれ、記憶に残るような駅」を意識して、北杜市を囲む八ヶ岳や南アルプスの山々、そこから湧き出る清流の風景をイメージ。全体的にブラウン系の色調にまとめられ、内外装の一部に木材が使われる。

約980平方mの延床面積中、北杜市側は約322平方mを占め、観光案内所、交流スペース、トイレ(多機能トイレを含む)、エレベーター1基を、JR東日本側は約658平方mを占め、駅舎、店舗、トイレ(多機能トイレを含む)をそれぞれ所有。

小海線と中央本線のホームにはエレベーターが1基ずつ整備される。北杜市側では駅前広場整備工事も合わせて進めている。

また、JR東日本では新しい小淵沢駅を「エコステ」のモデル駅として整備する。

「エコステ」とは、省エネルギーや再生可能エネルギーといった環境保全技術を駅に導入する取組みのことで、駅舎やホームのすべての照明をLED化、太陽光発電や太陽光給湯、太陽熱暖房を導入する。太陽光発電の発電量や電力使用量などは待合室の「エコ表示モニター」で確認することができる。

このほか、八ヶ岳や甲斐駒ヶ岳、富士山・北岳・奧穂高岳といった日本三大巨峰を一望できる屋上展望デッキも設けられる。
《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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