登校中の男児2人、前方不注視のクルマにはねられ重軽傷

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9日午前8時ごろ、兵庫県明石市内の市道で、徒歩で道路を横断していた男児2人に対し、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。2人は重軽傷。警察はクルマを運転していた42歳の女を逮捕している。

兵庫県警・明石署によると、現場は明石市二見町東二見付近で片側1車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。6歳の7歳の男児は登校中で、徒歩で道路を横断していたところ、左方向から交差進行してきた乗用車にはねられた。

2人は近くの病院へ収容されたが、6歳の男児が骨折などの重傷。7歳の男児が打撲などの軽傷を負った。クルマを運転していた加古川市内に在住する42歳の女にケガはなく、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕している。

聴取に対して女は「前をよく見ていなかった」などと供述しているようだ。警察では前方不注視が事故につながったものとみて、発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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