北陸本線の加賀温泉駅が仮駅舎に…新幹線工事の一環 5月23日から

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仮駅舎の外観イメージ。5月23日から使われる。
  • 仮駅舎の外観イメージ。5月23日から使われる。
  • 北陸新幹線の金沢~敦賀間は2022年度末の完成を目指して工事が進められている。写真は先行整備された福井駅の高架橋(2011年11月)。現在はえちぜん鉄道が暫定的に使用している。

北陸本線の加賀温泉駅(石川県加賀市)で5月23日の5時から、仮駅舎の使用が始まる。北陸新幹線の建設工事に伴うもの。現在の駅舎は閉鎖される。

JR西日本金沢支社の発表によると、仮駅舎の面積は約600平方m。改札や切符売場、券売機などのほか、加賀市の施設として観光情報センターも設けられる。各ホームと仮駅舎は仮通路で結ばれる。営業時間は変更しない。

北陸新幹線は、東京都から北陸地方を経由して大阪市までを結ぶ新幹線。このうち東京~大宮間は東北新幹線、大宮~高崎間は上越新幹線との共用区間とされており、高崎~金沢間が2015年3月までに開業した。

現在は金沢~敦賀間が2022年度末の完成を目指して工事が進められており、途中に小松・加賀温泉・芦原温泉・福井・南越の各駅が設けられる。加賀温泉駅の現在の駅舎は新幹線ホームの予定地にかかっていることから、新幹線の開業まで使用する仮駅舎が建設された。

《草町義和》

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