【上海モーターショー2017】NTN、次世代ステアリング用メカニカルクラッチユニットなどを紹介へ

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NTN ブースイメージ
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NTNは、4月19日から28日に開催される「上海モーターショー」に出展、「NTN 世界を回す」をテーマに各種軸受やドライブシャフトなど、幅広い商品を展示する。

次世代ステアリング用メカニカルクラッチユニット(MCU)は、電磁クラッチとローラクラッチを組み合わせたコンパクトなステアバイワイヤ用クラッチ商品で、高負荷容量設計により、機械的締結時の高い信頼性を実現。ステアバイワイヤのステアリングとタイヤ間を機械的につなぐバックアップ機構として採用され、電気的故障時にMCUを締結することで、通常のステアリング操作を行うことができる。ブースでは、ステアバイワイヤの特長を体感できるドライブシミュレータも展示。次世代ステアリングシステムの機能を大型モニターでわかりやすく紹介し、従来のステアリングとの操作性の違いを体験できる。

2モータオンボード駆動システムは、左右の車輪をそれぞれ専用モータで駆動する次世代EV向け駆動システム。走行状態に応じて左右輪の駆動力を制御することで、従来のワンモータタイプと比べて走行安定性・操舵性が飛躍的に向上。また、最適設計したハブベアリングとドライブシャフトを一括提供することで、性能とコストを両立する。

後輪独立転舵システムは、ハンドルの操舵量を電気信号に変え、その量に応じて転舵アクチュエータを駆動してタイヤの向きを変えるステアバイワイヤ操舵システムを応用した製品。左右一体型でありながら後輪転舵に加え、トー角制御を可能とし、走行性能の向上に貢献する。

NTNブースではそのほか、グリース潤滑高速深溝玉軸受、リア用軽量ドライブシャフト、超低フリクションハブベアリング、ISG搭載エンジン用可変ダンパ式オートテンショナ、低トルクシールリングなどを展示する。

《纐纈敏也@DAYS》

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