無人滑走した乗用車を止めようとして岸壁から転落---高齢男性が死亡

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11日午前3時30分ごろ、北海道苫小牧市内にある港の岸壁で乗用車が無人の状態で滑走。これを見た運転者の男性がクルマに乗り込んで止めようとしたが、そのまま海に転落した。男性は約30分後に救出されたが、病院で死亡が確認されている。

北海道警・苫小牧署によると、現場は苫小牧市勇払付近にある苫小牧西港の勇払ふ頭の岸壁。同市内に在住する79歳の男性は岸壁に乗用車を駐車し、釣りをしていたとみられるが、クルマが無人の状態で滑走を開始。男性はクルマを止めようと運転席に乗り込んだが、クルマごと海へ転落した。

転落を目撃した他の釣り人が警察に通報。男性は約30分後に発見されて近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡が確認されている。

警察では適切な駐車措置を行っていなかったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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