ドイツに本拠を置く自動車部品大手、ZFは4月3日、世界最高峰のEVレース、「フォーミュラE」用に、新しいパワートレインを開発していると発表した。
ZFは現在、「ヴェンチュリー・フォーミュラEチーム」のテクニカルパートナーとして、サスペンションシステムに関する技術支援を行っている。
また、ヴェンチュリー・フォーミュラEチームに、シミュレーションやテストのための装置も提供。このテクニカルパートナー契約は、フォーミュラEの2016/2017年(第3シーズン)から開始された。
ZFは、2018年後半に開幕するフォーミュラEの2018/2019年(第5シーズン)に向けて、新しいパワートレインを開発中。ZFによると、電気モーター、インバーター、トランスミッションを一体化する、まったく新しいものになるという。
ZFは、「今シーズンのZFは、次世代のモータースポーツともいうべきフォーミュラEを活動の柱の一つに加え、グローバルにレース参戦を行っていく」と語っている。