フランスの公的投資銀行、BPIフランスは3月27日、フランス政府が保有するPSAグループの全株式の売却を受けると発表した。
フランス政府は2014年、経営危機に直面していたPSAグループを支援するため、PSAグループに出資。現在、フランス政府の株式管理を行うAPE(フランス国家出資庁)が、PSAグループの12.7%の株式を保有している。
フランス政府はBPIフランスに、保有するPSAグループの全株式を売却することを決定。売却額は、19億2000万ユーロ(約2293億円)と公表されている。
なお2014年、フランス政府がPSAグループの株式を取得した際の価格は、8億ユーロだった。