ドイツに本拠を置く自動車部品大手、シェフラーは3月15日、2016年の通期決算の確定値を発表した。
同社の発表によると、売上高は、およそ133億ユーロ(約1兆6170億円)。前年のおよそ132億ユーロに対して、3.4%のプラスとなった。
また、2016年通期の純利益は、8億5900万ユーロ(約1045億円)。前年の5億9100万ユーロに対して、45%も増えている。
大幅な増益となった要因は、自動車事業部門。乗用車、小型商用車の生産量において、国際平均を上回る急成長を遂げた。2016年通期、自動車部門は過去最高の業績を達成した。
シェフラーのクラウス・ローゼンフェルドCEOは、「2016年は力強い成長の年。未来に向けて、好位置を確保している」と述べている。