スズキの中国法人は12月中旬、中国における11月の新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は1万4283台。前年同月比は7.4%減と、2か月連続で前年実績を下回った。
スズキは1993年、中国長安汽車との合弁会社、長安鈴木汽車を設立。『SX4』や『スイフト』などを現地生産し、中国市場で販売してきた。
またスズキは2013年に、中国市場で『SX-4 S-クロス(S-CROSS)』を発売。続く2014年には、セダンの『アリビオ(ALIVIO)』を導入した。そして、2015年には、SUVの『ビターラ』を投入するなど、車種ラインナップを拡大してきた。2017年には、『イグニス』を発売予定。
なお、スズキは長期的に、中国市場における年間販売台数を50万台へ引き上げることを目指す。
スズキの2015年中国新車販売は、前年比21.6%減の20万0458台。2016年1‐11月実績は、14万8056台となっている。