15日午後6時30分ごろ、徳島県徳島市内の国道11号を軽トラックが逆走。順走していた乗用車と正面衝突する事故が起きた。この事故で逆走車を運転していた82歳の男性が死亡。順走車の運転者も軽傷を負っている。
徳島県警・徳島北署によると、現場は徳島県松茂町付近で片側3車線の直線区間。上下線は植栽の中央分離帯で区分されている。軽トラックは第3車線を逆走。直後に同車線を順走してきた乗用車と正面衝突した。
衝突によって双方のクルマが中破。逆走車を運転していた神山町内に在住する82歳の男性は頭部などを強打。近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡した。順走車を運転していた同市内に在住する27歳の男性も打撲などの軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。
現場は見通しの良い区間。交通量は昼夜を通して非常に多い。警察では交差点で誤進入して逆走を開始したものとみて、逆走開始地点の特定を進めるとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。