トヨタ自動車は11月下旬、中国で開幕した広州モーターショー16において、新型車の『ヤリスLセダン』を初公開した。
ヤリスは、もともと日本の『ヴィッツ』の海外名。現行ヤリスは2013年4月、上海モーターショー13で発表された。新興国向けに設計された新型プラットフォームを採用し、外観も日本向けのヴィッツとは大きく差異化が図られたのが特徴。
中国では、トヨタと広州汽車の中国合弁、広汽トヨタで現地生産。中国市場で販売されている。
今回、広州モーターショー16で初公開されたヤリスLセダンは、ヤリス シリーズの派生車種。ハッチバックボディだけだった中国向けの現行ヤリスに、初めて4ドアセダンがラインナップされた。
トヨタは、「ヤリスLセダンは、ダイナミックかつ美しいデザイン。優れたドライビングプレジャーと品質を持つ」とアピールしている。