ひき逃げ事故を起こして逮捕の男、免許停止中だった

自動車 社会 社会

7日午前4時30分ごろ、広島県広島市中区内の市道を走行していた乗用車が路外に逸脱。ガードパイプに衝突し、道路左側の歩道に乗り上げる事故が起きた。はねられた歩行者の男性が重傷。クルマの運転者は逃走したが、警察は後に35歳の男を逮捕している。

広島県警・広島中央署によると、現場は広島市中区千田町付近で片側2車線の直線区間。走行中の乗用車は道路左側の路外へ逸脱してガードパイプに衝突。これを破壊して歩道に乗り上げ、歩道内を進行していた24歳の男性をはねた。

男性は頭部強打などの重傷を負ったが、クルマの運転者は現場から約200m離れた場所に車両を放置して逃走。警察はこのクルマを所有する35歳の男から任意で事情を聞いていたが、容疑を大筋で認めたことから、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

男は飲酒運転などの違反累積で11月から免許停止の処分を受けていた。事故当時も飲酒運転だった可能性があり、警察では発覚を恐れて逃走したものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース