スズキのインド販売12%増…SUVが倍増 11月

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インド新車市場(乗用車)でトップシェアのスズキのインド子会社、マルチスズキは12月1日、11月のインド新車販売の結果を公表した。輸出を含めた総販売台数は、13万5550台。前年同月比は12.2%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。

13万5550台の販売台数の内訳は、インド国内が12万6325台。前年同月比は14.2%増と、5か月連続のプラスとなった。輸出は9225台で、前年同月比は9.8%減と、2か月連続で減少する。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『セレリオ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『ディザイア』『バレーノ』などが、合計で9万6767台を販売。前年同月比は8.1%増と、2か月ぶりのプラス。

バンセグメントでは、『オムニ』『イーコ』が1万2238台を販売。前年同月比は1.6%減と、2か月連続で減少した。SUVやMPVなどのユーティリティビークルセグメントでは、『エルティガ』や『Sクロス』を含めて、11月はセグメント合計で1万7215台を販売。前年同月に対して、およそ2倍と大きく増え、19か月連続で増加した。これは、新型SUV『ヴィターラ・ブレッツァ』投入の効果が大きい。

マルチスズキの2015年度(2015年4月から2016年3月)までの新車販売(輸出を含む)は、過去最高の142万9248台。前年比は10.6%増と、2年連続で増加している。

《森脇稔》

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