正面衝突した逆走車の運転者が死亡、交差点で誤進入か

自動車 社会 社会

10月30日午前0時ごろ、埼玉県熊谷市内の国道407号を軽トラックが逆走。順走していた軽ワゴン車と正面衝突する事故が起きた。この事故で逆走車を運転していた67歳の男性が収容先の病院で死亡している。

埼玉県警・熊谷署によると、現場は熊谷市中奈良付近で片側2車線の直線区間。植栽の中央分離帯が設置されている。軽トラックは下り線側を逆走。順走していた軽ワゴン車と正面衝突した。

衝突によって双方のクルマが中破。逆走車を運転していた同市内に在住する67歳の男性は近くの病院へ収容されたが、腹部強打などが原因で約10時間後に死亡した。軽ワゴン車を運転していた61歳の男性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

聴取に対し、順走車の運転者は「前のクルマは車線変更して避けたが、自分は避けきれなかった」などと供述しているようだ。警察では交差点を進行中に対向車線側へ誤進入した可能性が高いとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース