アルパイン、当期赤字に転落…製品モデルミックス悪化 2016年4-9月期決算

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アルパイン ビッグXシリーズ(参考画像)
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アルパインが発表した2016年4~9月期の連結決算は、経常損益が1億1300万円の赤字に転落した。前年同期は38億4500万円の黒字だった。

売上高は前年同期比13.5%減の1208億7000万円と減収だった。情報・通信機器事業は日系自動車メーカーの一部車種のモデル切り替えの影響があったほか、音響機器事業も市販品、純正品ともに低迷した。円高による為替換算の影響もあった。

損益では、減収や製品モデルミックス悪化の影響で営業利益は同63.6%減の12億9200万円と大幅減益となった。四半期損益は21億0600万円の赤字だった。

通期業績見通しは下方修正した。売上高は前回予想より191億円マイナスの2365億円、営業利益は16億円マイナスの23億円、経常利益が19億円マイナスの8億円となる見通し。当期損益は9億円の赤字を予想していたが25億円の赤字に赤字幅が拡大する見込み。

《レスポンス編集部》

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