日野自動車は10月27日、2016年4~9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表した。
それによると、売上高は7991億円(前年同期比-6.9%)、営業利益は328億円(-39.3%)、経常利益は320億円(-38.3%)、純利益は225億円(-39.3%)。中間期としては2年ぶりの減収減益となった。
国内売上台数は、トラック・バス総合計で前年同期比6.4%増の3万0900台と好調だったが、海外売上台数は、資源各国の景気低迷等により、同5.2%減の5万0500台。日野ブランド事業のトラック・バスの総売上台数は同1.1%減の8万1300台だった。また、トヨタ向け車両台数は、主にSUVの台数が減少した結果、総売上台数は同8.0%減の7万1100台となった。
損益面では、海外での売上台数が減少したことや為替円高の影響などにより営業利益は328億円と前年同期に比べ39.3%の大幅減益となった。
通期連結業績予想も、業績動向や為替などの市場環境を踏まえ下方修正。売上高1兆1160億円(前回予想比-100億円)、営業利益180億円(-140億円)、経常利益260億円(-150億円)、純利益は210億円(-120億円)とした。