東京駅で10月8~10日に開催される「東京鉄道祭」では、軌陸高所作業車や自動起床装置、東京駅社員食堂など、“中の人”しか触れないツール、入れない現場を公開する。
東京駅日本橋口エリアでは、10月10日に「働く車の展示・地震体験車」(10~15時)を実施。軌陸高所作業車やパネルの展示、子ども向け技術服・ヘルメット写真撮影会などが行われる。
同駅「動輪の広場」エリアの自動起床装置体験コーナー(8~10日、10~12時・13時半~15時)では、家庭にある一般的なベッドよりはひと回り小さい寝具にエアコンプレッサーが接続されていた。「指定した起床時間になると、ふとんの下に敷いたバッグがふくらんで、強制的に身体が起き上がる」という。
「このベッドだけでは心配という人は、目覚まし時計を複数セットする。自前の目覚まし時計をいろいろ持っている人もいる。終電のあとにベッドに横になり、3時台に起きるときもある」(スタッフ)
また、日本橋口の「東京駅社員食堂一般開放」(8~10日、11時~14時半)は、初日の12時の時点で食堂前に長蛇の列。「昼の時点で、1時間半ぐらい待つかも。11時のオープン前に待っている人もいた」とスタッフ。列の中にはファミリーや鉄道好きに加え、大学生グループや女性二人組の姿もあった。
ことしは東京駅・ドイツ鉄道フランクフルト中央駅 姉妹駅締結1周年ということで、10月10日までグランルーフビアラウンジも登場。八重洲の街を眺めながら常陸野ネストやTOKYO BLUES、軽井沢ビールクリアなどの樽生クラフトビールが楽しめる。