スズキのインド販売31%増、SUVは3倍 9月

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インド新車市場(乗用車)でトップシェアのスズキのインド子会社、マルチスズキは10月1日、9月のインド新車販売の結果を公表した。輸出を含めた総販売台数は、14万9143台。前年同月比は31.1%増と、3か月連続で前年実績を上回った。

14万9143台の販売台数の内訳は、インド国内が13万7321台。前年同月比は29.4%増と、3か月連続のプラスとなった。輸出は1万1822台で、前年同月比は54%増と、3か月連続で増加する。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『セレリオ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『ディザイア』『バレーノ』などが、合計で10万5236台を販売。前年同月比は19.7%増と、3か月連続のプラス。

バンセグメントでは、『オムニ』『イーコ』が1万3618台を販売。前年同月比は15.1%増と、3か月連続で増加した。SUVやMPVなどのユーティリティビークルセグメントでは、『エルティガ』や『Sクロス』を含めて、9月はセグメント合計で1万8423台を販売。前年同月に対して、およそ3倍と大きく増え、17か月連続で増加した。これは、新型SUV『ヴィターラ・ブレッツァ』投入の効果。

マルチスズキの2015年度(2015年4月から2016年3月)までの新車販売(輸出を含む)は、過去最高の142万9248台。前年比は10.6%増と、2年連続で増加している。

《森脇稔》

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