赤信号看過で横断の自転車、路線バスと衝突

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25日午後1時50分ごろ、愛知県名古屋市南区内の県道で、自転車に乗って横断歩道を渡っていた82歳の男性に対し、交差進行してきた大型路線バスが衝突する事故が起きた。この事故で男性が骨折などの重傷を負っている。

愛知県警・南署によると、現場は名古屋市南区南陽通6丁目付近で片側2車線の直線区間。交差点には横断歩道と信号機が設置されている。82歳の男性は自転車に乗った状態で横断歩道を渡っていたところ、交差進行してきた名古屋市交通局が運行する大型路線バスにはねられた。

男性は近くの病院へ収容されたが、鎖骨などを骨折する重傷。バスの乗客乗員16人にケガはなかった。警察はバスを運転していた50歳の男性から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。

現場は昼夜を通して交通量の多い区間。目撃証言から自転車側が赤信号を看過して交差点に進入したとみられており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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