米国の自動車最大手、GMは8月上旬、中国における7月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、7月としては過去最高の27万0529台。前年同月比は18%増と、4か月連続で前年実績を上回った。
GMの中国合弁(乗用車)には、上海GMとSAIC‐GMウーリン(上海通用五菱汽車)の2社がある。
7月のブランド別では、ビュイックブランドが7月の記録を更新する8万9404台を販売。前年同月比は30%増と、前年超えを維持した。新型『エクセルGT』をはじめ、ブランド最量販SUVの新型『エンビジョン』が引き続き好調。
シボレーブランドは7月、前年同月比15%減の3万0287台と減少傾向。そんな中、7月に発売された小型セダン、新型『クルーズ』が、1万4000台以上を売り上げる。
キャデラックブランドは7月、8757台を販売。前年同月比は90%増と、4か月連続で前年実績を上回った。セダン系では、『XTS』が54%増。『ATS-L』も好調。4月に発売した『SRX』後継車の『XT5』は、2600台以上と良好な立ち上がり。
2015年のGMの中国新車販売は、過去最高の361万2635台。前年比は5.2%増だった。2016年1-7月は、前年同期比6.8%増の208万1005台を売り上げている。