右折時に対向車と衝突、自転車の高齢女性が死亡

自動車 社会 社会

7月27日午後7時20分ごろ、長崎県南島原市内の県道を走行していた軽乗用車と、対向車線側から右折してきた自転車が衝突する事故が起きた。この事故で自転車に乗っていた67歳の女性が収容先の病院で死亡している。

長崎県警・南島原署によると、現場は南島原市北有馬町付近で片側1車線の緩やかなカーブ。丁字路交差点に横断歩道はあるが、信号機は設置されていない。67歳の女性が乗る自転車は交差点を右折して脇道に入ろうとしていたが、対向車線を直進してきた軽乗用車と衝突した。

衝突によって自転車は転倒。女性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打が原因で約2時間後に死亡。クルマを運転していた54歳の男性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いてる。

現場は夜間の見通しが悪い交差点。聴取に対して男性は「気づいたら自転車が目の前にいて、ブレーキが間に合わなかった」などと供述しているようだ。警察では双方の安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース