イタリアの高級車メーカー、マセラティ初のSUV、『レヴァンテ』。同車のアグレッシブなパフォーマンスを誇示した映像が、ネット上で公開された。
レヴァンテは、マセラティの100年以上の歴史において、初のSUV。レヴァンテのデザインは、マセラティブランドとイタリアらしさを明確に表現したもの。フロントマスクは、マセラティ車に共通するアグレッシブなデザイン。フロントフェンダーの3連エアダクトも、マセラティの象徴。
ガソリンエンジンは、3.0リットルV型6気筒ツインターボで、2種類のチューニングが存在。標準グレードの「レヴァンテ」は、最大出力350hpで、0-100km/h加速6秒、最高速251km/hの性能。高出力版の「レヴァンテS」は、最大出力が430hpに引き上げられ、0-100km/h加速5.2秒、最高速264km/hのパフォーマンスを発揮する。
トランスミッションは8速AT。「Q4」と呼ばれるインテリジェントな4WDシステムを組み合わせる。車台は、『クアトロポルテ』および『ギブリ』用がベース。サスペンションはフロントがダブルウイッシュボーン、リアがマルチリンク。エアスプリングは5種類の車高が選択可能。前後の重量バランスは50対50と理想的。
マセラティは7月11日、公式サイトを通じて、レヴァンテの最新映像を配信。フィアットグループのイタリア・バロッコのテストコースにおいて、片輪が浮き上がるほどのアグレッシブなコーナリングを披露している。