駐車場シェアサービスなどを展開する軒先は、東急住宅リースと業務提携し、7月4日より東急住宅リースが管理する賃貸住宅の空き駐車場・空きスペースを「軒先」内で登録・外部向けに貸出しするサービスを開始する。
軒先は、駐車場シェアサービス「軒先パーキング」や空きスペースを貸出しできるスペースシェアサービス「軒先ビジネス」を運営。一方、東急住宅リースは約7万9000戸の賃貸住宅を管理・運営している。今回の業務提携により、東急住宅リースが管理する一棟の賃貸住宅のオーナーを対象に、「軒先パーキング」や「軒先ビジネス」のサービスを提供する。
現在、日本では自動車保有台数100台あたり、コインパーキングなど一時利用の駐車場は約6台分しかなく、東京23区では瞬間路上駐車台数が約5万7000台にも上るなど、駐車場に関連する課題を多く抱えている。賃貸住宅オーナーは、「軒先パーキング」を通して空き駐車場を貸し出すことで、問題解決に寄与すると同時に収入増加につなげることができる。