レクサス福市プレジデント「これまで以上に一気通貫で柔軟に動く」

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レクサスインターナショナル 福市得雄 プレジデント
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レクサスインターナショナルの福市得雄プレジデントは5月19日に都内で会見し、「これまで以上にモノづくりにこだわり、これまで以上に一気通貫でスピード感をもって柔軟に動ける体制になった」と4月に実施された機構改革の背景を語った。

福市プレジデントは「レクサスは1989年に『LS』、『ES』の2つのモデルで立ち上がった。それが今では約100か国で13のモデルを販売するまでに成長した、その間、ずっとレクサスは品質、信頼性、ラグジュアリーを追求してきた。そして『LFA』およびスピンドルグリルの『GS』を契機に、走りとデザインのエモーショナル性を飛躍的に高め、変革期に入った」と述べた。

さらに「以降、そのエモーショナルなDNAは我々が手がけるすべての車に受け継がれている。製品だけではない、我々のブランド、そしてイメージも変化し始めている。欧州競合のブランドは伝統と歴史で築いたヘリテージという強みを持っているが、我々は今、まさにその伝統そのものを築いている。その中で私はプレジデントとしてレクサスの新しいイメージとストーリーを造る責任を担っている」と語った。

その上で「3年前に『レクサスインターナショナル』が立ち上がり、専属のデザイン、開発、販売、広報、マーケティングのリソーセスを確保し、ブランド変革を進めてきたが、今回の組織変更は方向性を変えることなく変革をさらに推し進めるもの。新たに人事、生産が加わったことにより、これまで以上にモノづくりにこだわり、これまで以上に一気通貫でスピード感をもって柔軟に動ける体制になった」と説明した。

《小松哲也》

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