スズキのインド販売、13.3%増の12万台…SUVは3.6倍 4月

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インド新車市場(乗用車)でトップシェアのスズキのインド子会社、マルチスズキは5月1日、4月のインド新車販売の結果を公表した。輸出を含めた総販売台数は、12万6569 台。前年同月比は13.3%増と、2か月連続で前年実績を上回った。

12万6569台の販売台数の内訳は、インド国内が11万7045台。前年同月比は16.2%増と、24か月連続のプラス。輸出は9524台で、前年同月比は13.7%減と、2か月ぶりに減少する。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『セレリオ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『ディザイア』『バレーノ』などが、合計で8万6481台を販売。前年同月比は2.7%増と、2か月連続のプラス。

バンセグメントでは、『オムニ』『イーコ』が1万4520台を販売。前年同月比は20.3%増と、7か月連続で増加した。SUVやMPVなどのユーティリティビークルセグメントでは、小型MPVの『エルティガ』や新発売の『Sクロス』を含めて、4月はセグメント合計で1万6044台を販売。前年同月に対して3.6倍と大きく増え、12か月連続で増加した。これは、新型SUV『ヴィターラ・ブレッツァ』投入の効果。

マルチスズキの2015年度(2015年4月から2016年 3月)までの新車販売(輸出を含む)は、過去最高の142万9248台。前年比は10.6%増と、2年連続で増加している。

《森脇稔》

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