文部科学省をはじめとした中央省庁が毎年行っている、夏休みの子ども向けイベント「子ども霞が関見学デー」が、7月27日と28日の2日間開催される。期間中は府省庁内の見学をはじめ、多数の体験プログラムに参加できる。対象は小・中学生や幼児。
「子ども霞が関見学デー」は、文部科学省をはじめとした府省庁などが連携して毎年夏休みに開催しているイベントで、平成28年度は26の府省庁が参加予定。参加により親子のふれあいを深め、子どもたちが広く社会を知る体験活動の機会にするととともに、各府省庁などの施策に対する理解を深めることを目的に実施されている。
期間中は各府省庁の職場見学をはじめ、仕事の内容がわかる展示や、親子で参加できるさまざまなプログラムが実施される。参加者には、各府省庁などのプログラムと地図が入った「日本国霞が関子ども旅券」(パスポート)を配付。子どもたちが興味にあわせて自由に霞が関を歩くことができる。
平成27年度の見学デーでは、直接大臣に話やインタビューができる「大臣室へようこそ」やさかなくんによるトークショー、実験教室、工作教室など、各府省庁の特色を生かした多数のプログラムが実施された。平成28年度のプログラムの詳細については、6月下旬頃に文部科学省や参加府省庁のWebサイトで公表される予定。プログラムによっては事前に予約が必要なものや、抽選のものもある。参加対象は小・中学生、幼児などで、原則として保護者の同伴が必要。
申込み開始日や実施詳細は6月下旬頃に公表される予定。なお、平成27年度は6月23日に詳細が公開された。