ルノー日産アライアンスは4月18日、傘下のロシア自動車最大手、アフトワズの取締役会の新会長を指名した。
ルノー日産は2014年6月、アフトワズの経営権を持つ合弁会社、アライアンス・ロステック・オートBVの過半数の株式を取得。これに伴い、アフトワズもルノー日産アライアンスの傘下に入った。
ルノー日産アライアンスは3月15日、アフトワズの新CEOに、ニコラス・マウレ氏を起用すると発表。ニコラス・マウレ氏は現在、55歳。ルノーグループ傘下のルーマニアの自動車メーカー、ダチアの社長兼CEOを務めていた。
この人事に続いて今回、ルノー日産アライアンスは、アフトワズの取締役会の新会長を指名。Serguey Skvortsov氏が6月23日付けで、新会長に就任する予定。
Serguey Skvortsov氏は現在、アライアンス・ロステック・オートBVの重役。同氏は6月23日の株主総会で、正式にアフトワズの会長として承認される見通し。