10日午後6時20分ごろ、茨城県古河市内の国道4号を走行していた自転車に対し、後ろから進行してきたトラックが追突する事故が起きた。この事故で自転車の男性が死亡。トラックは逃走したが、警察は後に運転していた23歳の男を逮捕している。
茨城県警・古河署によると、現場は古河市中田付近で片側2車線の直線区間。自転車は道路中央付近を走行していたところ、後ろから進行してきた大型トラックに追突されたものとみられる。
この事故で自転車に乗っていた53歳の男性が頭部強打などでまもなく死亡。トラックはそのまま逃走したが、目撃者がナンバーを記憶していたことから、周辺捜索を実施したところ、隣の五霞町内で衝突痕のある車両を発見。運転していた埼玉県さいたま市内に在住する23歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。
聴取に対して男は「ガードレールなどに衝突したものと思った。人にはぶつかっていない」などと供述。ひき逃げについては否認しているようだ。警察では自転車の走行位置などを含め、事故発生の経緯を詳しく調べている。