シンガポール航空は5月9日からシンガポール=アムステルダム線にエアバスA350-900新造機を投入する。
同社のA350-900初号機は3月2日、仏トゥールーズのエアバス・デリバリー・センターで引き渡される。最新鋭の中型機は長距離路線で効率よい運航が可能。機内の特長は高くなった天井、大きくなった窓、ゆとりのある座席、時差ボケ対策の照明など。座席仕様はビジネスクラス42席、プレミアムエコノミー24席、エコノミークラス187席の合計253席。
アムステルダム線の運航便数は1日1往復。シンガポールのエアラインはアムステルダム線、7月中のデュッセルドルフ線へのA350-900投入に備え、アジアの複数地点を目的地とする訓練飛行を実施する予定。