スズキのインド販売、2.6%減…10か月ぶりに減少 1月

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インド新車市場(乗用車)でトップシェアのスズキのインド子会社、マルチスズキは2月1日、1月のインド新車販売の結果を公表した。輸出を含めた総販売台数は、11 万3606 台。前年同月比は2.6%減と、10か月ぶりに前年実績を下回った。

11 万3606 台の販売台数の内訳は、インド国内が10万6383台。前年同月比は0.8%増と、21か月連続のプラス。輸出は7223台で、前年同月比は34.6%減と、2か月連続で減少する。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『セレリオ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『ディザイア』などが、合計で8万7757台を販売。前年同月比は1.4%減と、10 か月ぶりのマイナス。

バンセグメントでは、『オムニ』『イーコ』が1万0512台を販売。前年同月比は3.9%増と、4か月連続で増加した。SUVやMPVなどのユーティリティビークルセグメントでは、小型MPVの『エルティガ』や新発売の『Sクロス』を含めて、1月はセグメント合計で8114台を販売。前年同月比は26.2%増と、9か月連続で増加した。

マルチスズキの2014年度(2014年4月から2015年 3月)までの新車販売(輸出を含む)は、2010年度の127万1005台を上回り、過去最高の129万2415台。前年比は11.9%増と、増加に転じている。

《森脇稔》

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