2015年の世界新車販売において、トヨタ自動車が4年連続で首位に立ったことが確定した。
これは1月27日、トヨタ自動車が明らかにしたもの。ダイハツと日野を含めたグループ全体の2015年の世界新車販売の結果について、「前年比0.8%減の1015万1000台」と公表している。
1015万1000台の内訳は、日本国内が217万台で、前年比は6.5%減と、2年ぶりの前年割れ。海外市場は798万1000台で、前年比は0.9%のプラスと、引き続き好調。
トヨタと世界一を争っているのは、欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループと、米国の自動車最大手のGM。両社の発表によると、2015 年の世界新車販売は、フォルクスワーゲングループが前年比2%減の993万0600台。GMが前年比0.2 %増の984 万0786台。
この結果、トヨタが2位のフォルクスワーゲングループに約22万台の差をつけ、世界新車販売において、4年連続で首位の座を守った。なお、トヨタの世界販売が1000万台を超えたのは、2014年に続いて2年連続となる。