前方不注視でバイクに追突、高齢の男を逮捕

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19日午前9時50分ごろ、大阪府東大阪市内の国道308号を走行していたバイクに対し、後ろから進行してきた軽乗用車が追突する事故が起きた。バイク運転者が死亡。警察はクルマを運転していた83歳の男を逮捕している。

大阪府警・布施署によると、現場は東大阪市長田西付近で片側3車線の直線区間。走行していたバイクに対し、後ろから進行してきた軽乗用車が追突した。

バイクは押し出されるようにして転倒。運転していた大阪市東成区内に在住する37歳の男性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打が原因でまもなく死亡した。クルマを運転していた大阪市東住吉区内に在住する83歳の男にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。

現場は阪神高速道路の高架下を通る区間で、事故当時は日の出前でまだ暗かった。聴取に対して男は「前をよく見ておらず、バイクの存在に気づくのが遅れた」などと供述しており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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