韓国ヒュンダイモーター傘下のキアモーターズは1月上旬、2015年12月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は27万8832台。前年同月比は10.5%増と、3か月連続で前年実績を上回った。
12月の市場別実績は、北米が前年同月比18.2%増の5万7843台と、8か月連続で増加。中国は12月、8万8531台を売り上げ、前年同月比は28.1%増と2か月連続で増加した。これは、中国政府が導入した小型車に対する減税の効果。
また、地元韓国は12月、5万3330台を販売。前年同月比は11.1%増と、14か月連続で増加した。欧州は4万2920台にとどまり、前年同月比は4.6%減と、3か月連続で減少する。
車種別の12月実績では、入門コンパクトカーの『リオ』(『K2』)が4万0123台で最量販車に。小型SUVの『スポーテージ』が、4万0034台で続く。以下、小型セダン&クーペの『フォルテ』(『K3』)が3万9261台、ミッドサイズセダンの『オプティマ』が3万3171台、中型SUVの『ソレント』が1万9103台を販売した。
キアモーターズの2014年の世界新車販売台数は、過去最高の290万7757台。前年比は5.9%増だった。2015年実績は、前年比0.3%増の291万6118台となっている。