押し出されて対向のクレーン車と衝突、軽乗用車の運転者が重体

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10日正午ごろ、香川県さぬき市内の国道11号を走行していた軽乗用車に対し、別の軽乗用車が追突。押し出された被追突側のクルマが対向車線の自走式の大型クレーン車と衝突する事故が起きた。この事故で45歳の女性が重体となっている。

香川県警・さぬき署によると、現場はさぬき市志度で登坂車線を含む片側2車線と1車線の緩やかなカーブ。走行していた軽乗用車に対し、後ろから進行してきた別の軽乗用車が追突。被追突側のクルマは対向車線側へ押し出され、直後に対向車線を順走してきた自走式の大型クレーン車と正面衝突するなど、車両3台が関係する多重衝突に発展した。

この事故で逸脱したクルマを運転していた同市内に在住する45歳の女性が頭部強打などで意識不明の重体。クレーン車を運転していた同市内に在住する46歳の男性にケガはなかった。追突車の運転者を含む2人が打撲などの軽傷を負ったが、警察は運転していた同市内に在住する61歳の女を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕している。

警察では前方不注視が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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