豊田自動織機は、12月4日から7日まで、千葉県の幕張メッセを含む7都府県13会場で開催された「第53回技能五輪全国大会」の7種目に出場し、「機械組立て」職種で、油谷桂太選手が金メダルを獲得した。
技能五輪全国大会は青年技能者の技能レベルの日本一を競う技能競技大会で、1963年から開催されている。2015年の全国大会には、41職種に47都道府県から約1200名が参加し技を競い合った。
豊田自動織機からは7種目に13選手が出場し、「機械組立て」職種で金メダル、「構造物鉄工」職種で銀メダルを2つ、「電気溶接」職種で銅メダルを2つ、「機械製図」職種で銅メダルを獲得した。
油谷選手が金メダルを獲得した「機械組立て」は、モノづくりの基本といえる大切な技術。7時間弱の競技時間の中で図面を読み取り、部品寸法のねらいを定め、手作業で1/1000mmの精度を競う。