夏タイヤのクルマがスリップ、垣根に突っ込んで2人が死傷

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11月27日午前11時30分ごろ、石川県七尾市内の県道を走行していた軽乗用車がカーブを進行中に路外へ逸脱。そのまま道路右側の民家敷地内の垣根に突っ込む事故が起きた。この事故でクルマに乗っていた2人が死傷している。

石川県警・七尾署によると、現場は七尾市古府町付近で車線区別の無い幅員約4.5mの急なカーブ。軽乗用車は左カーブを曲がりきれずに路外へ逸脱。道路右側に立つ民家の垣根に衝突する事故が起きた。

クルマは土台部分に衝突して中破。助手席に同乗していた78歳の女性が胸部強打でまもなく死亡。運転していた同市内に在住する84歳の男性も胸部骨折などの重傷を負い、近くの病院へ収容されている。

事故当時、現場付近ではあられが降っており、路面は滑りやすい状態だった。事故を起こしたクルマは夏タイヤのままで、警察ではカーブ進行中にスリップした可能性が高いとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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