【PR】プジョーのディーゼル、その特徴は?…エンジン開発トップに聞いた

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プジョー 508GT(東京モーターショー15)
  • プジョー 508GT(東京モーターショー15)
  • プジョーのエンジン開発のトップを務める、クリスティアン・シャペル氏
  • プジョー 508GT(東京モーターショー15)
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  • プジョー 508GT(東京モーターショー15)
  • プジョー 508GT(東京モーターショー15)
  • プジョーの2.0L Blue HDi (ディーゼル)エンジン
  • プジョーの1.6L Blue HDi(ディーゼル)エンジン

プジョーは東京モーターショー2015にて、『508 GT』を日本初公開し、ディーゼル日本導入を発表した。

508 GTには最高出力180ps、最大トルク400Nmを発生する2リットルBlueHDiディーゼルエンジンを搭載。プジョーのディーゼルは、他とどう違うのか?その特徴を、エンジン開発のトップを務める、クリスティアン・シャペル氏に聞いた。

----:輸入車を中心にディーゼルの発売が進む中で、プジョーのアピールポイントは?

クリスティアン・シャペル氏:プジョーはディーゼルエンジンについてとても長い歴史を持っています。初めて搭載したのは『403』で、1958年のことでした。世界初の技術もいくつかあります。1968年の横置き前輪駆動、2000年のDPF(微粒子除去フィルター)装着などで、技術面でも世界のトップランナーであり続けています。

----:最新のプジョーのディーゼルエンジンは、どんな部分に特徴があるのでしょうか。

シャペル氏:私たちは最新型ディーゼルエンジンを「BlueHDi」と呼んでいます。酸化触媒でCOとHC、尿素SCRシステムでNOxを浄化し、DPFでPM(微粒子物質)を除去している。特徴はSCRがDPFより上流にあることで、他の多くメーカーとは配置が逆になっている。私たちはこのシステムについて多くのパテントを取得しているのです。

----:SCRをDPFより上流に配置したとのことですが、そのような方式を選んだ理由は?

シャペル氏:この配置によって、NOxの90%を除去することができました。下流にあるDPFを小型化することも可能になっています。DPFの性能は高度で、99.9%のPMを除去し、直径15nm(ナノメートル=100万分の1mm)まで吸着します。世界で最初にDPFを搭載した経験が生きているのです。CO2排出量の低減にも寄与しており、PSA全車の1kmあたりCO2排出量の平均は110.3gと、欧州一低い数字です。

----:実際にドライブした際の、プジョーのディーゼルの特徴とは。

シャペル氏:超低回転から大トルクをなだらかに発生することが特徴と言えます。アクセル操作に対する反応も良いので、ドライビングが楽しめると思います。日本のユーザーにも、その個性を体感してほしいですね。

《森口将之》

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