ドイツの高級車メーカー、BMWグループは11月3日、2015年第3四半期(7‐9月)の決算を明らかにした。
同社の発表によると、MINIやロールスロイスを含めたグループ全体の総売上高は、第3四半期としては過去最高の223億4500万ユーロ(約2兆8060億円)。前年同期の196億ユーロに対して、14%の増加。
また、第3四半期の純利益は、15億7900万ユーロ(約3230億円)。前年同期の13億1000万ユーロに対して、20.5%増加している。
2桁の増収・増益を達成した大きな要因が、好調な新車販売。第3四半期の世界新車販売は、前年同期比6.9%増の54万5062台。第3四半期の新記録を打ち立てた。
BMWグループ取締役会のハラルド・クルーガー会長は、「我々は収益性の面で、成長の道を歩み続けている」とコメントしている。