豊田自動織機は10月30日、連結子会社のアサヒセキュリティおよびワンビシアーカイブズを2015年12月をめどに売却すると発表した。
アサヒセキュリティは、貴重品運搬警備や売上金回収、釣銭作成配送などのサービスを全国に展開し、2015年3月期の売上高は363億円。全株式をセコムに売却する。また、ワンビシアーカイブズは情報資産管理サービスなどを展開し、2015年3月期の売上高は211億円。全株式を日本通運に売却する。
豊田自動織機は、今回の子会社売却により、産業車両や自動車関連などのコア事業に経営資源を集中し、成長推進を図る。なお、売却に伴う影響額は、株式売却総額1670億円、また当期純利益の増加額は590億円を見込む。