フォードモーターの中国法人、フォードチャイナは10月15日、9月の中国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、8万8692台。前年同月比は2%減と、4か月連続で前年実績を下回った。
フォードモーターの中国合弁には、乗用車の長安フォード(CAF)と、商用車の江鈴汽車(JMC)の2社がある。
乗用車部門の長安フォードの9月実績は、6万7722台。前年同月比は3%増と、4か月ぶりのプラス。8月には新型『フォーカス』の販売を開始。その効果で、販売が伸びた。
また、江鈴汽車の9月実績は1万8796台。前年同月比は15%減と、4か月連続で減少した。こちらは、商用車の『トランジット』が、販売の主力となる。
フォードモーターの2014年の中国新車販売は、111万4669台と、初めて100万台を突破。前年比は19%増と伸びた。2015年1-9月実績は、前年同期比1%減の78万8888台だった。