ボーイングは10月11日、オマーン航空に「787ドリームライナー」の初号機を納入したと発表した。
オマーン航空のグレゴロウィッチ最高経営責任者は「業界に大きな変化をもたらす機材に投資しようという決心は、787に対する信頼と付加価値(信頼性、運航効率性、快適性)を明確に示している」と述べ、ドリームライナー初号機納入を喜んだ。同航空は2011年11月に787-8型機6機を発注。初号機はサウジアラビア・欧州路線に投入される予定。
787を発注した中東系航空会社・リース会社は8社(ALAFCO、アルキア・イスラエル航空、エティハド航空、ガルフ・エア、オマーン航空、カタール航空、ロイヤルヨルダン航空、サウディア)。11日現在、中東系航空会社からの787受注数は175機。そのうち、35機の納入が完了している。