JR四国と土佐くろしお鉄道は10月24・25日の2日間、通常は予土線で運用しているキハ32形気動車の改造車「鉄道ホビートレイン」「海洋堂ホビートレイン」を、JR土讃線・土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の高知(高知市)~奈半利(高知県奈半利町)間で運行する。
高知県東部地域で開催されているイベント「高知家・まるごと東部博」にあわせて運行されるもの。「鉄道ホビートレイン」と「海洋堂ホビートレイン」を連結した2両編成が、高知・夜須~奈半利間で運行される。
10月24日の運行時刻は、高知8時57分発~奈半利11時14分着、奈半利11時33分発~夜須12時15分着、夜須12時34分発~安芸13時02分着、安芸14時46分発~奈半利15時06分着、奈半利15時19分発~高知17時04分着。このうち高知8時57分発の奈半利行きは『龍馬となかまたち号』、奈半利15時19分発の高知行きは『中岡慎太郎号』の列車名称が付けられる。
翌25日も24日と同じ時刻で運行されるが、列車名称は高知8時57分発の奈半利行きが『岩崎弥太郎号』、奈半利15時19分発の高知行きが『お龍と君枝号』になる。これらの愛称は高知出身の坂本龍馬の生誕180周年記念として、坂本龍馬と彼の関係者の名前にちなんでいる。
乗車区間の乗車券を購入すれば乗車できるが、24日の『龍馬となかまたち号』に限り、JR四国のワープ高知支店が販売している乗車ツアーへの申込みが必要な団体列車になる。また、24日は『龍馬となかまたち号』の発車時刻に先立ち、8時30分頃から出発式が行われる予定だ。