宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、宇宙について広く市民と語り合うイベント「JAXAタウンミーティング」を、10月10日に愛知県みよし市にて、10月17日に信州大学にて開催する。参加対象は高校生以上、参加費は無料で、みよし市会場のみ事前の申込みが必要。
JAXAタウンミーティングは、地元市民と宇宙・航空の研究開発について語り合う意見交換の場として、応募があった全国の団体とJAXAが共催で開催している企画。JAXAで宇宙・航空の研究開発に携わるスタッフの講話をもとに参加者が自由に意見を述べることができ、JAXAからも意見を出すことで将来の宇宙開発や研究、航空技術開発につながるアイデアや方針を見出すことを目的としているという。
10月10日開催の「JAXAタウンミーティング in みよし」では、「宇宙探査の今と未来を語ろう!」をテーマに、JAXA宇宙探査イノベーションハブ ハブ長の國中均氏とJAXA第一宇宙技術部門事業推進部 計画マネージャーの戸田謙一氏が話題を提供し、参加者とともに考え、議論を深めていく。國中氏は「宇宙探査から地上活動へイノベーションを発信する」、戸田氏は「社会に役立つ人工衛星」というテーマで展開する。
また、10月17日開催の「JAXAタウンミーティング in 信州大学」では、「信州で宇宙について語り合おう!」をテーマに、JAXA宇宙探査イノベーションハブ 計画マネージャーの川崎一義氏とJAXA第一宇宙技術部門地球観測研究センター 計画マネージャーの金子豊氏が話題を提供。川崎氏は「宇宙探査新時代の幕開けとJAXAの挑戦」、金子氏は「社会に役立つ人工衛星」というテーマで参加者と議論を深める。
参加対象はともに高校生以上。参加費はいずれも無料だが、みよし市会場のみ事前申込みが必要となっている。申込みは、みよし市文化センターの窓口もしくは電話、ホームページの専用フォームにて受け付けている。