13日午後11時10分ごろ、群馬県昭和村内の関越自動車道下り線で、路肩に停車していた乗用車に対し、後ろから進行してきた大型トラックが追突する事故が起きた。この事故で乗用車に乗っていた4人が死傷。警察はトラック運転手を逮捕している。
群馬県警・高速隊によると、現場は昭和村橡久保付近で片側2車線の直線区間。乗用車はタイヤがパンクしたため、道路左側の路肩に停車していたが、後ろから進行してきた大型トラックが追突した。
追突によって乗用車は大破。後部座席に同乗していた20歳の女性が頭部強打でまもなく死亡。20歳の男性も頭部強打が原因で収容先の病院で死亡している。前席に乗っていたとみられる20歳の男性と、24歳の女性は打撲などの軽傷を負った。警察はトラックを運転していた新潟県南魚沼市内に在住する34歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。2人死亡後は容疑を同致死傷に切り替え、調べを続けている。
警察ではトラック側の前方不注視が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。