日立オートモティブシステムズは9月11日、メキシコ現地法人2社を10月1日付で統合すると発表した。
統合するのは、メキシコに製造拠点を置くグループ会社の日立オートモティブシステムズケレタロと日立オートモティブシステムズメヒコの2社。新会社は、日立オートモティブシステムズケレタロを存続会社としつつ、メキシコ域内の統括会社として日立オートモティブシステムズメヒコを商号に用いる。
様々な国との間で自由貿易協定を締結しているメキシコでは、自動車産業においても隣接国として輸出が容易な米国を中心に南米やEU、日本などに向けた生産ハブ・輸出拠点としてグローバルカーメーカーなどが進出し、自動車生産量も拡大している。日立オートモティブシステムズは、両社の統合を通じ、事業規模の拡大に加え、メキシコ域内における統括機能やガバナンスの強化を図る。