回送中の救急車が交差点で右直事故、隊員3人が負傷

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19日午前1時ごろ、大分県大分市内の国道197号で、交差点を右折しようとしていた軽乗用車と、対向車線を直進してきた回送中の救急車が衝突する事故が起きた。この事故で双方の4人が軽傷を負っている。

大分県警・大分東署によると、現場は大分市乙津町付近で片側2車線の直線区間。交差点には信号機が設置されている。軽乗用車は交差点を右折しようとしていたところ、対向車線を直進してきた大分市中央消防署に所属する救急車と衝突した。

衝突によって双方の車両は中破。軽乗用車を運転していた10歳代後半の女性と、救急車に乗っていた隊員3人が打撲などの軽傷を負っている。

事故当時、救急車は消防署への回送中で通常走行の状態だった。警察では右折側の安全確認に怠りがあったものとみて、双方の運転者から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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