ウェザーニューズは、ゲリラ雷雨をもたらす雲を追跡する「ゲリラ雷雨ガール」が活動を開始したと発表した。
同社は、2008年から毎年夏に「ゲリラ雷雨防衛隊」を結成し、全国の隊員とともに雲を監視、一般的には難しいと言われているゲリラ雷雨を予測している。ウェザーニューズ予報センターの「ゲリラ雷雨防衛隊本部」によって突発的な雷雨発生の可能性が高いエリアが特定されると、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」のスマートアラーム(ゲリラ雷雨モード)で現地に注意換気を促すメッセージを配信している。
2014年度は全国5万6000人の隊員から合計49万通のリポートが寄せられ、ゲリラ雷雨の発生を全国平均56分前までに通知することができた。
「ゲリラ雷雨ガール」が「ゲリラ雷雨防衛隊」の一員としてゲリラ雷雨を発生前から追跡し、現地の空の様子を詳細に伝えることで、予報センターがより高精度なゲリラ雷雨予測が可能となり、スマートアラームをより早く通知できるとしている。
また、現地の詳しい状況を24時間ライブ気象情報番組「SOLiVE24」で中継し、雲の特徴や体感などゲリラ雷雨の前兆現象のほか、雨雲の発生状況や雨の強さ、被害状況などを配信する。