米国の自動車部品大手、ジョンソンコントロールズは8月5日、米国オハイオ工場におけるバッテリー生産を増強すると発表した。
このバッテリーは、アイドリングストップ機能付きの車両用。燃費性能の向上や、より持続的な技術への需要が増していることを受けて、バッテリーの増産に乗り出す。
同社は、オハイオ州のトレド工場において、AGMと呼ばれるバッテリーを生産中。同工場に投資を行い、設備を改修。バッテリーの増産に備える。
同社の試算では、2020年までに米国中の道路を、およそ900万台のアイドリングストップ車両が走行すると見込む。
ジョンソンコントロールズのPetar Oklobdzija副社長は、「消費者はより少ない燃料で走行したいと考えている。そのための解決策が、アイドリングストップ技術」と述べている。