6日午前7時30分ごろ、大分県国東市内の農道で、バックで進行していたトラックが後方で農作業をしていた66歳の男性に衝突する事故が起きた。男性は収容先の病院で死亡。警察はトラック運転者から事情を聞いている。
大分県警・国東署によると、現場は国東市国東町東堅来付近で幅員約3mの直線区間。66歳の男性は無人ヘリコプターによる農薬散布の準備作業を進めていたところ、バックで進行してきたトラックにはねられた。
男性は車両の下敷きとなって全身を強打。近くの病院へ収容されたが、約5時間後に死亡した。警察ではトラックを運転していた36歳の男性から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。
聴取に対して男性は「後ろに人がいることに気づかなかった」などと供述しており、警察では安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。